《 スモーク 》

SMOKE

1995年/日本・アメリカ合作

出演:ハーヴェイ・カイテル ウィリアム・ハート ストッカード・チャニング フォレスト・ウィテカー他

監督:ウェイン・ワン

1990年ブルックリン。

14年間、毎日、同じ時間に同じ場所で写真を撮り続けるタバコ屋の店主、オーギー・レン。

最愛の妻を事故で亡くして以来、書けなくなった作家、ポール。

18年間前にオーギーを裏切り、別の男と結婚をした恋人、ルビー。

強盗が落とした大金を拾った為に命を狙われる黒人少年、ラシード。

それぞれの人生が織りなす糸のように絡み合い、そして感動のクライマックスへと向かっていく…。

'95年ベルリン国際映画祭銀熊賞特別審査員賞、国際批評家協会賞受賞、

'95年ロカルノ映画祭最優秀観客賞受賞。

レンタルビデオ屋さんで、何気なく手に取った作品。

何の知識も意図も無く、借りて帰って観た。

観終わった時、胸がいっぱいになった。

なかなか名乗り合えない親子、

昔の恋人と、世間に反抗するかのように生きているその娘の確執、

それに相たいする煙草屋の店主、

妻を偶発的な事故で亡くした後、書けなくなった作家ポールが再びペンを握るまで等々、

全体が5部構成になっていて、

登場人物達の笑いあり涙ありの様々なエピソードが描かれて行く。

中でも最も印象に残るのはラストのお話で、

一人暮しの老婦人に孫と信じ込ませて盗みを働こうとした煙草屋の店主の昔話だ。

オーギーがポールに語って聞かせるこのストーリーが真実かどうか、

スクリーンの中では明かされないが

もしかしたら嘘かも…でも信じたいくらい良い話!

作家の腕の見せ所だろうか、ここ。

ビデオはあるのだが、観直したわけではないので

記憶違いがあればご容赦を。

私の友人A にこの映画を教えたら、そのまた友人B に情報を伝えたらしく、

B がレンタルビデオ屋で借りる時、従業員に

「僕もこの映画、大好きです」

と言われたそうだ。

SMOKE 2 がオールスターキャストで製作されており、私も観たけど…

誰にもオススメできません。

(05/19/02)


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