SPEED

1994年アメリカ映画。

出演:キアヌ・リーブス デニス・ホッパー サンドラ・ブロック他

監督:ヤン・デ・ボン

ラッシュ・アワーのLAで乗客15名を乗せた市バスに

時速80km以下に減速すると爆発する時限爆弾が仕掛けられた。

ロス市警のSWAT隊員ジャックが人質救出のために立ち上がった。

矢継ぎ早のスリルと興奮が前代未聞と世界中で絶賛された

アドレナリン大放出のアクション大作。

〜20世紀FOX・ビデオより〜

映画ファンならずとも誰でも知っているアクションもので、

それまであまりパッとしなかったキアヌを一躍有名にした映画である。

共演のサンドラ・ブロックも無名の女優からハリウッドの売れっ子へと変身をとげた。

アクション映画としては私の中で『T2』と共に甲乙付け難き作品である。

それまでのアクション映画をひも解けば

「さもありなん」といった風情の男達がスクリーン狭しと暴れていたが

キアヌはそうではなかった。

彼の美しさを見よ!

端正な顔立ちと決してマッチョとは言えないあの肢体。

バスの中でアニー(サンドラ・ブロック)に微笑みかける彼の笑顔、たまりませんね!(私だけか?)

作品自体のデキの良さもあるが

キアヌの魅力なしには大ヒットは望めなかったのではないか。

また、監督のヤン・デ・ボン氏は

「このようなアクション映画には、とびっきりの美女は必要ない。」と語った。

日常の生活の中で起こる事件に、そうそう美女は登場しないからである。

だからこそリアリティが出るのだと。

あれを「リアリティ溢れる」とは言いがたいにしても…である。

サンドラ・ブロック、可愛いけど美人女優のレッテルは貼られる事のない女優であろう。

この後の彼女の活躍は目覚ましいものがある。

次から次へと主演し、その勢いはキアヌ以上だ。

この映画については皆様良くご存知(と勝手に決め込ん)で、別段語ることも無いのだが

実は私にとっては想い出の1本なのである。

それまで映画館では「ドラえもん」とか「ドラゴンボール」とかの

東映系のアニメ作品しか観ていなかった息子と初めて一緒に観た大人の映画。

幼い我が子と並んで観る大人の映画には自ずと制約がある。

まず、過激な性描写が無い事。これは必須条件。

それから相手が退屈しないものである事。

次に字幕が少々読めなくても内容がわかる事。

最後に「良い映画」である事。これが一番大事。

その条件を見事クリアしたのが『SPEED』だった。

前評判は聞いていたので映画館の混雑しない平日を選んで

朝イチの上映に間に合うように二人で出かけた。

彼は小学5年生。学校の創立記念日が穴場(笑)。

この時の私の気の使い様ったら、なかった。

彼もちょっと戸惑ったのではないだろうか?

「その席で大丈夫?ちゃんと見える?」「コーラ飲む?ポップコーンは?」

子供にそんな気の使い方をしたのは初めてだった。

私は東映まんが祭りが苦手で、あれに行くと頭痛くなる。

息子はそれ系の映画には父親と連れ立って行っていた。

だから彼は母親と映画行くって久し振り、2度目の体験だったのだ。

しかし、この時の待遇の良さが彼を魅了し(爆)、

第2弾の『アウトブレイク』へと繋がるのである。

(だが、残念な事にこの第2弾で打ち止めとなった。

もう彼奴は親と一緒に映画へ行く気などさらさらないようだ。)

以上のような理由から生涯忘れられない映画となった。

そんな理由がなくともやっぱり『SPEED』に勝るジェット・コースター・ムービーは

今現在、見当たらないのでした。

『マトリックス』、まだ観てないから。。。

(04/25/00)


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